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​アーチーズ国立公園

Arches National Park

🔸ユタ州

​🔸国立公園/Nationa Park since 1971

アーチーズってこんなところ

「よくこんなモノがここに!」「どうしてこんな形に?」アーチーズ国立公園では次から次へと驚きの連続が押し寄せます。アーチーズ国立公園には大小様々な『アーチ』や『ウインドウ』と呼ばれる侵食によってできた岩の穴が見られ、その数は2000を越えます。その中でもひときわ目立つ存在がユタ州のシンボルでもある『デリケート・アーチ』です。1時間ほどの少しハードなトレッキングの後に目にするデリケートアーチの雄大な姿はここまで歩いてきて良かったと思わせてくれる素晴らしいものです。他にも北米最長の侵食によってできた自然の橋『ランドスケープ・アーチ』や見上げる高さは50メートル、1つの支点から2方向に橋が伸びたアーチがみごとな『ダブル・アーチ』、大きな窓が2つ並んだ『ノースウインドウ』と『サウスウインドウ』などさまざまな魅力的なアーチが公園にはあふれています。ノースウィンドウとサウスウィンドウは離れたところから観てみるとまるでメガネ岩のように綺麗なバランスで立っており、この2つは合わせてウインドウ・アーチと呼ばれています。一方で微妙なバランスを保ちながら尖った岩の上に斜めの岩が乗っている『バランスロック』や3人で井戸端会議で噂話をしているかのような『スリー・ゴシップ』など、アーチ以外の奇岩も沢山観られるのがアーチーズ国立公園です。

おすすめビューポイント

|デリケートアーチ

デリケートアーチはまさに地球上に起きた「奇跡」です。その自然が作り上げた造形美を見るために多くの人がこの地を訪れます。1時間ほどのトレッキングは途中日陰の無い1枚岩をただひたすら登るセクションや片面が断崖絶壁の道などの過酷なルートを黙々と歩き、特に気温と乾燥が厳しい夏はたっぷりの水と日除けは必需品です。この過酷なトレイルを歩ききり、岩の壁から顔を覗かせると目の前にデリケート・アーチが待っていてくれます。すり鉢状に侵食された砂岩層の先、そのすり鉢のへりに高さ16メートル横幅11メートルのデリケート・アーチだけがそびえ立っています。本来往復1時間半以上ハイキングをして間近に見て頂くアーチですが、体力や時間のない人も車でオーバールックまで行って遠景を見学することもできます。

|ウィンドズセクション

多くの美しいアーチを見る事が出来る場所です。ここではノースウィンドウ(北窓)とサウスウィンドウ(南窓)と呼ばれるフォルムが素晴らしいアーチを間近に見ることが出来ます。他にもタレットアーチ(小塔のアーチ)やダブルアーチ(2重アーチ)などどれも短い移動で間近に見て楽しめる場所です。アーチを真下に入って見上げるという経験ができるのもこのウィンドウズセクションの嬉しいところ。アーチの枠に切り取られた空や雲、そして砂漠の景色はとても味わい深いです。

|バランスロック

高さ39mのバランスロックは2つの異なる地層の重なりによってバランスを取る奇岩です。名前の通り絶妙なバランスをとりながら土台となる岩の上に全く違った別の岩の上にのっている自然の造形です。泥岩の上に砂岩が乗ることで絶妙なバランスを保っているという希少性から公園を代表するランドマークの一つになっています。見る角度によって全く違った姿に見えるところも面白い岩で、1周約500メートルのループトレイルを歩くと刻々と容姿を変える岩を見ながら歩くことができます。

|パークアベニュー

アーチーズ国立公園に入場して最初に出てくるのがこの展望ポイントです。天然の岩のアーチが出来る過程で起こるフィンと呼ばれるひれ状に台地が侵食された、左右に羽を広げたようなモノリスを見ることができます。桁違いの大きさとニューヨークのマンハッタンに立ち並ぶビル群を彷彿とさせる直線美から『パークアベニュー』の名前が付けられました。

|ランドスケープアーチ

ランドスケープアーチは世界最長の天然岩のアーチで、橋渡しの全長が88.4メートルあります。アーチーズ国立公園にある2000以上のアーチは今もなお岩の崩落などで侵食されアーチが崩れたり新しくアーチが誕生したりと日々変化をしています。そんな中このランドスケープアーチも近年では1995年にアーチの一部が大きく崩落してしまい、いつ消滅してもおかしくない状態にあります。このアーチを見るために往復約1時間ほどのハイキングが必要になりますが、周囲の絶景を含めて歩く価値のある素晴らしいトレイルです。